フランスでは、ベリー類の一群を
「フリュイ・ルージュfruits rouges 赤い果物」
と呼びます。
日本語で蜜柑やオレンジ、レモンなどを、「柑橘類」と呼ぶような感じです。
フリュイ・ルージュと呼ばれるものは、いちご、フランボワーズ、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、さくらんぼ、グロゼイユ(房スグリ)、クランベリーなどなど。
必ずしも赤くなくて、ブルーベリーの青や、ブラックベリーの黒も混じっています。
また植物の分類として、ベリーもあれば、木になるものも、野菜とも言えるもの(いちご)などいろいろ。
でもそれらはみんなまとめて「赤い果物」なのです。
とっても便利な言葉で、フリュイ・ルージュの○○と名前のついたお菓子やデザートは数知れず。
そして何より、集まるととてもキュートで、眺めているだけでも幸福です。