レーヌ・デ・プレ
ようやく見つけました!
【レーヌ・デ・プレreine des prés】
とは「牧草地の女王」という意味のハーブで
日本語では、セイヨウナツユキソウと言うそうです。
京都にできたばかりだったフランス料理店「レーヌ・デ・プレ」に行ったのは、なんと2012年のこと。
店名の意味は?と問うと
「セイヨウナツユキソウという名前のハーブの名前なのですよ」
と教わりました。
へえぇ!
以来、気になったままでした。
今回とうとうパリのNaturalia(自然食品店)で発見!
淹れてみました。
ふわっと香ってくるのは、ちょっと桜餅のような。そういえば、この香り、記憶があります。
なんだろう・・?と考えて、それはサクランボの枝茶!!
(最近なぜかパリでまったく見かけません)
分かりやすく、ものすごくよい香りのお茶というわけではありませんが、ふんわりよい香り。
夕食後にハーブテぃをかかさない私にはとてもありがたい味わいです。今度行ったら、また買いましょう。
効能
効能は鎮痛、解熱であり、抗炎症剤、ダイエットに、利尿、デトックスによいようです。
他には香料や染料、お茶などに利用されてきたそうです。
英語はメドゥクイーン。
解熱と抗リウマチ特性で中世にはすでに知られていて、17世紀にはインフルエンザ、胸焼け、下痢、関節痛にも使われたのだとか。
日本ではハーブは嗜好品の一つくらいの位置づけですが、フランスでは医学のうちに分類されていて、きちんと効能も評価されていると聞きます。日本だと漢方薬のような位置づけということなのでしょうか。