LUのビスケット「プチ・ブール」

フランスの人たちに愛されている国民的お菓子をご紹介します。

「プチ・ブール」って?

フランスの国民的ビスケット「プチ・ブール」
はナントのLU社製。

どこのスーパーにも必ず売られています。

いろんなバージョンがあって、プチ・エコリエ(小学生の意味)はミルクチョコがけです。

味は、、まさしくビスケットで、日本でいったら、マリーみたいな感じでしょうか。

一枚一枚にほどこされた形にはすべて意味があるらしく、四隅が四季を、52の歯(波なみ)が1年の52週を、そして24個の点てんが、1日の24時間を表しているのだとか!

でもなぜそんな数字が??
「そのくらいに毎日いつも身近にありますよって意味では?」
と生徒さん。なるほど〜!

大量生産品ながら、よほどフランス国民に愛されているのか
あちこちのパティスリでも自家製プチ・ブールを見かけます。
パティシエ作は、どこもビスケットというよりは、バター少なめのサブレといったところ。

セバスチャン・ゴダール
ナントのヴァンサン・ゲルレ
バターのボルディエも!

バターが少ないサブレが好きでないくせに、
パティスリに並んでいると、なぜかつい買ってしまう。

というわけで、ほんとは好きかもしれないプチ・ブールを再現してみることにしました。


意外にも、24の点を均等に打つことがけっこう難しい!

よく味わって・・・それから再現と思っていたら、なんとパッケージのサイドに配合比率が書かれていました!

ラッキー!

と思ったものの、このバターの少なさではどうしても粉を繫ぐことができず、なのです。ビスケットっていったいどうやって作られているのでしょうか!?
結局この配合ではあの独特のビスケット感が出せなくて、あえなく独自プチ・ブールに変更。

でもパティスリに並ぶのはLUのビスケットのままではなくて、やっぱりそれぞれのお店のサブレなので、
まあ、よいでしょう。

ただ持ち味を殺してはいけないので、バターは少なめ、固めのサブレになりました。

プチ・エコリエよろしくチョコ掛けバーションも作ってみました。童心にかえって、妙に楽しい時間でした。

ほかにもこんなのも。パリで育った人が美味しいと教えてくれました。

金の麦という意味のフランボワーズジャム入りウエハース

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