赤胡椒とは?
先日、カンポット胡椒をカンボジア旅行のお土産に頂戴しました。カンポット産といったらとても上等で、しかも赤胡椒です。
赤胡椒とは完熟した実を摘み取って干したもので、貴重品!
かつて注文して買ってみたのですが(かなり高いものでした)、
「うーん!? 普通にはおいしいけど」
とその良さが充分には分からず・・。
今回いただいたものは、干す前はたしかに赤かったであろう痕跡が皮に残っていて、香りも穏やか。
オーガニック製品で、たくさんの認証マークが5つも付いてるよう!(ヨーロッパのも2つ)
5つの胡椒
じつは胡椒にはは5種類あって(写真右から)
・白胡椒:完熟の胡椒から、皮を剥いて乾燥させたもの
・黒胡椒:緑のうちに摘み取って、乾かしたもの。一番強い風味あり。
・緑胡椒:緑のうちに摘み取って、塩水漬けにしたもの。クセが強くて、テリーヌにファルスに大活躍します。
・ピンクペッパー:厳密には胡椒ではなくて、コショウボクの実。意外にも、独特の風味があって、意外にもパイナップルとの相性よし。
みんなそれぞれに風味が違い、楽しいものです。
赤胡椒のアイスクリーム
前回お肉に赤胡椒を使ったような記憶があるので、今度はもっと分かりやすく感じられるように、考えた結果、やっぱりアイスクリームに!
砕いて牛乳に香りを移し、アングレーズソースにして、アイスクリームマシーンで回してみたらとても上品に、胡椒が香り、でも間違いなく胡椒味のアイスクリームになりました。おいしかった!
つまり赤胡椒は繊細なので、お肉よりも、乳製品のほうが分かりやすいのかもしれません。