【1月】定期お菓子講座「フィユタージュの伝統菓子」

開催日: 2025年1月4日 00:00 - 2025年1月25日 00:00カテゴリー:

今年もどうぞよろしくお願いいたします! 一年間、みなさまと楽しくお菓子作りが出来ますように!

フィユタージュの伝統菓子① パルミエ palmier

パルミエpalmier

とは、椰子の木という意味です。
日本では、「源氏パイ」という名前のほうが、通りがいいですね!

フィユタージュ・ノーマルを折りますが、途中からは、打ち粉の代わりに砂糖で折っていきます。

これまではガレット・デ・ロワの残り生地で作ったりもしてきましたが、さほど大きいサイズも取れないし、何より「砂糖で折り込みパイ生地を折る」ができません。

今回は、真剣モードで伝統菓子のパルミエに取り組んでみようかしら!!と思っています。

口の中でパリパリサクサクと生地が砕け散り、これぞフィユタージュという感動が味わえます。
(というのも、ついこの前認定講座でご紹介して、あらためて伝統菓子のおいしさに気付かされたから!)

*右側のちょっと焦げすぎは、黒糖バージョン。これもまた捨てがたしです。お好みで選択可能にします。

フィユタージュの伝統菓子② コンヴェルサシオン conversation

ポンポネット型とタルトレット型(右)で

コンヴェルサシオンは、「会話」という意味。これもまたフィユタージュを使った伝統菓子です。

かつてはこれも、ガレット・デ・ロワの切れ端で作ったりしたこともありましたが、切れ端くらいではきれいには作れず、このお菓子のためフイユタージュを折り、薄くのばし、慎重に作ります。ガレット・デ・ロワを作っている「ついで」くらいの気持ちだと、暴れて、なんともガタガタな出来に!

というわけで、やっぱり今回はちょっと真剣モードでコンヴェルサシオンを作ろうかと思っています。

ポンポネット型のほうが可愛いですね。これまたちょっと焼きすぎで(カリカリでおいしいのですが)、当日はもう少し白く焼き上げます。

フィユタージュの伝統菓子③ ショーソン・イタリアン chausson italien

これを焼くと、フィユタージュが層状にでてきます

ショーソン・イタリアンは、おそらくイタリアのスフォリアテッレにインスピレーションを得て作られた、フランスのお菓子です。味わいはちょっと違っていて、フィユタージュなのでもっとハラハラ。

最初に習ったとき、
何だこれ〜!?」しかも、フランス菓子を勉強しているのに、なぜイタリア!?

と思っていたのですが、ミラノに行って、疑問は氷解。イタリアにそんな感じのお菓子があったのです。なるほど!

フィユタージュを巻きあげて、薄くスライス。これを楕円形に伸ばし、中にフランジパンヌとレーズンを詰めて焼きます。なかなかにユーモラスな形で、最初に見たときはほんとにびっくりでした。懐かしく思いだしながら、久し振りに作ってみます!

(完成写真を忘れてしまいました・・これは途中の巻き巻きと成形の方法)

そして切れ端からは、伝統菓子④アルレットArletteが作れます。ぐるぐる渦巻きの、可愛く、パリパリのお菓子です。

構造

組み立てはこんなふうです。

・パルミエ:パルミエ専用のフィユタージュ・ノーマル 途中から砂糖で折り込みをして、パルミエの成形。きれいな層がでるように、しっかりと折りましょう!
・コンヴェルサシオン:フィユタージュ・ノーマルにクレーム・ダマンドを入れフィユタージュで蓋をして、グラス・ロワイヤルをかけて、焼成。
・ショーソン:フィユタージュを巻き上げて、渦巻き模様になるよう伸ばし、中はフランジパンヌ

こんなことが学べます
・フィユタージュ・ノーマルと砂糖の折り込みの仕方
・パルミエを綺麗に開かせるための成形の仕方
・コンヴェルサシオンの組み立て。慎重にやらないと、爆発的に膨らんで、大変!
・フランジパンヌの作り方
・ショーソンイタリアンの成形の仕方

毛足の長いセーターは、自分の生地だけでなく、同じテーブルのほかの方の生地にも毛が入り込みます。上から何か羽織ってくださるよう、袖は出ないように、お願いいたします。

おまけ フィユタージュのフラン

先日のチョコレートのガレット・デ・ロワのときに準備した、デモ用のカカオのフィユタージュ生地があります。

これを使って、大きめブリオッシュ型に敷き込み、グロレさんのフランのように、焼いてみます。カカオ味のフィユタージュ味のおいしさとやっぱりおいしいフラン生地の組み合わせは、なかなかです! デモのみで、ご紹介します。

もう一つ ピーナツのお菓子

ちょっと乳製品を感じるタイプ

ちょっとこれは間に合うかどうか!?
なのですが、私をはじめ、うちの生徒さんは台湾の
花生酥(ホワシャンスと読むらしい)
が大好き!

コロナ前は誰かが台湾に行くと、買って来てくれて、わいわい言いながら頻繁に食べていました。

最近また頂戴して、もういっそのこと作れたら楽しいのに〜と思い、挑戦してみたいと思っています。

間に合わなかったら、翌月持ち越しです。

翌月持ち越し、決定しました。ごめんなさい!(1/21)

定期講座ですが、単発的ご参加も大歓迎です!! 
回数に制限はありません。ぜひどうぞ〜!

レッスン詳細

レッスン日1月24日(金)13:00〜17:00 
1月25日(土)10:00〜14:30 *血糖値を上げすぎないための野菜付き 
定員各回7名様
受講料9000円(会員価格と初回お試し価格)
*2回目以降のビジター料金10000円
内容デモ、実習、ご試食
持ち帰りパルミエ15枚、コンヴェルサシオン(6cm×3個)、ショーソン5〜6個、アルレット
予約締切前日の15時 *材料が間に合わない場合はお断りさせていただくことがあります。こちらよりメールにてご連絡差し上げます。

フィユタージュの性質上、あまり強い暖房が掛けられません。温かい格好でおこしくださいませ。
コックコート、割烹着、ウインドブレーカー、カイロ、ブーツなど有効です。

次のボタンから、ご予約と同時にお支払いページに繋がります。

1/24金曜日は満席です(1/20)。キャンセル待ちをしてくださる方は、下のお問い合わせ欄からお知らせください!

すぐに確認のメールが届かない場合は、お申し込みが完了していないと思われますので、お問い合わせ欄からその旨ご連絡ください。

・銀行振込をご希望の方
・会員の方
は、こちらからお申し込みください! お問い合わせも承ります。

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