【9月】「モネの食卓」 9月の料理講座

開催日: 2025年9月12日 - 2025年9月13日カテゴリー:

9月の料理講座「モネの食卓」

9月の料理講座は、これまでとは少し変えて、「モネの食卓」の再現に挑戦!

これまで2回訪れたジベルニーのモネの家。
手入れされた広い庭や睡蓮の咲き誇る池の美しさはもとより、モネの家の台所は、今も忘れられません。

モネの家の台所


青いタイルが一面に敷き詰められ、棚には銅鍋がずらりと輝き、そして魚専用の大きな 鍋poissoniereポワソニエールもあったのには、ほんとにびっくり。お家にこんなプロ仕様の鍋があるなんて!(写真、上段の左端) それは大きな魚を丸ごと1尾茹でるための、特殊なお鍋なのです。さらには、ひとかかえもあるturbotierチュルボティエール (イシビラメ専用)まで!!


その光景に、きっとモネの食卓はとても豊かで、そして彼自身が食べることを心から愛していたのだろう、と強く感じました。(きっと経済的にも恵まれていたはず・・)

そこで今回はレシピ本「les carnets de cuisine de Monetモネの料理手帖」をもとに、モネの食卓を再現してみたいと思います。

せっかくなので、料理を作るだけではなく、皿の向こうにモネの絵を重ね、全身でモネの世界を体験する時間にしてみたい!!
そう考えて、今回はいつもとはちょっと違う趣向で。モネの料理手帖からのレシピで構成します。

ちなみに、もう一つの主題

モネが生きたのは1840年から1926年(すっごく長生きな画家さんですね!)。
彼の食卓にのぼったのは、当時の市民階級が誇った cuisine bourgeoise(ブルジョワ料理) です。王侯貴族の料理でもなく、労働階級でもなく、裕福な市民階級ブルジョワの家庭料理。おそらく季節感や素材をとても大切に考えていたはず。


この料理の体系には、私たちが「フランスの定番料理」と考えているものの多くが含まれています。
だからこそ今回は、モネの絵と料理を味わうだけでなく、
“ブルジョワ料理”という料理の形態についても、感じていただきたいと思っています。(これまで長く通ってくださる方々にとっては、じつは「あ、あれも、これも!」ブルジョワ料理なのですが、今回はすべてをブルジョワ料理でまとめます。

ワインは当時のブルジョワ家庭でも楽しめたであろう銘柄を選びます。料理・絵画・ワインが三位一体となる時間を共有いたしましょう!

前菜 Entrée Pâté de canard(鴨のパテ)

積みわら 1890-91

9月は秋の始まり(と思いたい・・)。

鴨のパテ・アン・クルートを作ります。鴨肉と仔牛肉をソーセージ用ファルスでつなぎ、積み重ねてパイ包み焼きに。

モネが描いた、秋の陽射しに輝く積みわらに、複雑に重なる色彩をイメージしてみました。

前菜 Entrée Aubergines aux tomates(なすとトマトの重ね煮)

《ジヴェルニーの庭》

《ジヴェルニーの庭》には豊かなポタジェ(菜園)があり、モネはそこで育った野菜やハーブでたくさんの料理をしていたそう! そういえば、鶏小屋もあって、鶏がいた記憶があります。

今回はポタジェの恵み、ナスとトマトをそのまま重ねた一皿です。


色鮮やかなトマトとなすび組み合わせは、とても素朴ですが、暮らしの豊かさを伝えるブルジョワ料理の一端です。

主菜Plat Filet de sole à la normande(舌平目のノルマンディー風)

エトルタ断崖

モネはノルマンディーの海辺の町エトルタの、壮大な断崖と海の光景に魅了され、連作を描いています。その数じつに30!

「舌平目のノルマンディー風」は、舌平目の白身とクリームソース、ムール貝やきのこなど、エトルタの海の様子を思い起こさせます。

まだまだ暑いので、あっさりめに仕上げます。

デザートdessert Croûtes aux pêches(パンに乗せた桃のロースト)

ルーアン大聖堂・夕暮れ

パンの上に桃をのせて、砂糖とバターを加えてオーブンで焼くシンプルなデザートです。火を入れた桃のおいしさ、ひさしぶりに堪能しましょう。

温かい桃の色合いは、夕暮れに染まる大聖堂の光。素朴でありながら豊かな余韻を残すデザートに。

モネはルーアンの大聖堂の連作も30以上も残し(大聖堂の前に部屋を借りていたのだとか)、とても大きな思いいれがあったようです。連作のテーマは同じ正面を、「時間、天気、光の変化」でかき分けること。

モネの料理帖には載っていないけれど、アイスも添えましょうか! (本には、氷を入れてアイスを作る手動マシーンで、バナナアイスを作ったことも載せられていましたから! そういえばこのマシーン、映画「ポトフ」にも登場していましたね)

ほかに・・

アミューズはRadis au beurre(ラディッシュ&バター)にしましょう。もちろん《睡蓮》をイメージして。

モネがお好きな方、ぜひいらしてください。もしかしてモネのグッズをお持ちの方、軽いならぜひお持ちください! (私は睡蓮の絵を全体にあしらった傘を持っています。初めて行ったとき、途中土砂降りで、致し方なく売店で買うはめに・・・高かったような。だから見せたい〜)

考え始めたら楽しくなって、次は「マリーアントワネットのお菓子」もいいかも、なんて!
ちょっと時間がかかりますが、いずれそのうち、お菓子講座にて!!

難しく見えるかもしれませんが・・・
ご興味をお持ちの方、おいしいものを食べるのが大好きな方なら、どなた様も大歓迎! 
(経験は問いません。お家で普通に家庭料理をされる方なら、OKです。もちろん男女も問いません) 
ご参加への条件は、フランス料理への興味、つまり「作ってみたい、食べてみたい」をお持ちであること! そのお気持ちさえあれば充分です!!
お気軽に、一歩を踏み出してみてください。こちらでサポートしていきます。

定期講座ですが、単発的ご参加も大歓迎です!! 
単発的ご参加の回数に制限はありません。お気軽にぜひどうぞ〜!
興味のあるメニューのときだけ参加でも構いません。

レッスン日

日にち9月12日(金)13日(土)
10:30〜15:00頃まで
定員各回8名様
受講料15,000円(会員価格と初回2回目お試し価格)
*3回目以降のビジター価格16,500円
カード決済は、手数料300円を頂戴いたします。
内容実習とご試食
ワイン、チーズ付き
予約締切
前日の15時 *食材が間に合わない場合はお断りさせていただくことがあります。こちらよりメールにてご連絡差し上げます。

次のボタンから、ご予約と同時にお支払いページに繋がります。(カード決済:15300/16800円)

12日(金)は残席2です(8/29)

13日(土)は残席2です(8/29)

キャンセル待ち、お問い合わせ、銀行振込(15000/16500円)による予約をご希望の方は、こちらよりお知らせください。また会員の方もこちらより。

マグロとアヴォカドの前菜

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