フランス料理– category –
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フランス料理の調理法
野菜をおいしく茹でるには? 小さい基本
野菜を茹でるとき、まずたっぷりのお湯を沸かしてはいませんか? 実はそんなにお湯はいりません。なぜならお湯が多ければ、 野菜の旨味がどんどん流れ出してしまうから。 これはスープを作る、ポトフを作るときにもつながってくる事柄です(これはポトフの... -
フランス料理の調理法
アスパラガスのおいしい茹で方
アスパラガスをおいしく茹でるのに大切なことは、まず水の量と塩の量です。つまり必要最低限の水を鍋に入れて沸かし、きっちりと塩を入れます。 水が多いと、旨味はだらだらと流れ出します。また塩がすでにきちんと入っていれば、すでに水にミネラル分が溶... -
フランス料理とワイン
フランス人が風邪をひいたときに飲むものって?
日本では風邪をひいたら「卵酒」と言いますが、じつのところ私にはあまりなじみはなく、生徒さんに聞いてみましたが、みんなあまりぴんと来ていないようです。 子供の頃、喘息持ちだった私が発作をおこしかけると、母は夜中に蜂蜜レモンを作ってくれました... -
フランス料理とチーズ
エポワスチーズ Epoisses
エポワスはフランス・ブルゴーニュ地方の牛乳のウォッシュタイプのチーズで、AOP(原産地保護名称)を持っています。すごく強いにおいがしますが、しびれるようなおいしさ。私が一番好きなチーズです。 表皮は光輝くオレンジ色。塩とマール(ぶどうの絞り... -
フランス料理とワイン
ロワールのぶどう畑に
19年のフランス旅行では、恩師にロワール地方ヴヴレイVouvrayにある葡萄畑に連れていってもらいました。教室の生徒さん方と一緒です。 行き先は、むかし料理学校にいた頃、料理の先生に頼んでぶどう摘みに寄せてもらったことがあるブロー家で、私にとって... -
フランス料理とワイン
料理との組み合わせ方とは
あまりにも大きな主題で、ワインと料理の組み合わせは、考え始めたらきっとキリが無いくらいにあることでしょう。 合わせ方大原則 強め、重ための料理には、ボディのしっかりしたワイン、軽めの料理にはライトなタイプヺ合わせるのは言うまでもないことで... -
フランス料理の調理法
マリネの利点
マリネmarinerという言葉、よく聞かれると思います。 そもそもはラテン語の「mare海」という言葉に由来するのだそう。つまりマリネとはもともとは海水に漬けることです。 海水につけておいしくなるのは、肉、魚、野菜。 (果物をアルコールやシロップなど... -
フランス料理の調理法
ポトフの水加減と水
ポトフのポpotとは、「壷」とか「鍋」というような意味です。フfeuとは火。つまり火にかけた鍋というような意味です。 他にもポテpoteeやポタージュpotageがpotから派生した言葉です。お鍋を火にかけて、ことこと煮て作る料理を思い浮かべることができます... -
フランス料理 スパイス
ティミュットペッパー poivre de Timut
【】 パリのお土産に、そのタダモノでない胡椒を頂いたのは18年の3月のこと。 ラファイエットの食品館で買われたお土産でした。 La route des Indeshttps://www.laroutedesindes.ca/fr/ そもそもはオテル・ムーリスの朝食に出てきて、あまりによい香りだっ... -
フランス料理 きのこ
トリュフの魅力 truffe
【トリュフ、いろいろ】 トリュフは「エロチックで食いしんぼうな回想を蘇らせる」とは、「美味礼賛」で有名なブリア・サヴァランの言葉です。 エロチックかどうかはおいといても、うっとりするような香りに満ちていて、なんとも幸せ。 フランスでは、ペリ...